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-子どものホスピス”ヘレン・ダグラスハウス”講演会-

5月21日
聖路加看護大学講堂

我が国において小児の緩和医療は、まだまだ発展途上にあります。それは、成人に比して小児は死亡数が圧倒的に少なく、 救命と治療に焦点してきたというこれまでの小児医療の歴史に依ります。

一方、緩和医療の発祥の地である英国では、小児の緩和医療も非常に進んでおり、全国に小児を専門とした約240箇所 の訪問看護ステーションと約40箇所のレスパイトを主な機能とした「子どものホスピス」があり、在宅医療を柱とした 小児緩和医療の体制が整備されています。

今回、障害を持つ、あるいは重い病気をもつ子ども達と若者達の日英交流プロジェクトである “MOMIJI” が、 世界最初の子どものホスピスであるヘレン・ダグラスハウスの創設者であるシスター・フランシス・ドミニカ氏と運営責任者 のトム・ヒル氏、またヘレン・ダグラスハウスの子ども達6人の日本への訪問を企画されました。 このような貴重な機会に、ヘレン・ダグラスハウスを創られたシスター・フランシス・ドミニカ氏から直接お話しをお聞きし、 英国の小児の緩和医療について深く学び、我が国における小児の緩和医療の発展に繋げてゆきたいと願い講演会を企画しました。


  講演会案内のチラシ