子どものホスピス「ヘレン&ダグラスハウス」交流セミナー

10月7日:大阪市中央公会堂

~日本にはまだ「子どものホスピス」がありません~

子どものホスピスとは、重い難病の子どもたちのレスパイトケア、症状緩和、ターミナルケアのほか、子どもと死別した家族へのケア(ビリーブメントケア)を、アットホームな環境で提供する施設です。

1982年、世界で最初の子どものホスピス「ヘレンハウス」が英国オックスフォードに設立されて今年で27年。英国ではすでに40を越す子どものホスピスが活動しています。また、その活動はアメリカ、ドイツ、オーストラリア、カナダ、シンガポールなど世界中の国々に広がり、難病の子供やその家族を支える重要な役割を果たしています。

一方で、日本にはまだ「子どものホスピス」がないのが現状です。

『夢の貯金箱』は、将来日本に「子どものホスピス」が設立されることを目指したセミナーの開催に、皆さまからお預かりした寄付金を活用させていただいています。

セミナーは入場無料(事前申し込み必要)です!ぜひ一緒に「子どものホスピス」について考えましょう!

PROGRAM

日時:2009年10月7日(水) 開場17:00 開演18:00~21:00
会場:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1-1-27)
・総合司会 高岡 尚代(NHKワールドニュース)
・合唱 クレセントハーモニー
・映像 ヘレン&ダグラスハウス紹介映像
   
■講演 子どものホスピスの歴史と発展
Sister Frances Dominica (創設者)
ヘレン&ダグラスハウスの取り組み
William Thornton (ヘレン&ダグラスハウス医師)
ヘレン&ダグラスハウス利用者から
Sanae Burgess (利用者の母)
ヘレン&ダグラスハウス来日の経緯
喜谷 昌代(英国赤十字:Momiji代表)
私の描く日本のこどものホスピス像
多田羅 竜平(大阪市立総合医療センター)
   
■パネルディスカッション 「子どものホスピスについて」
コーディネーター 船戸 正久(淀川キリスト教病院)
パネリスト Sister Frances Dominica(創設者)
William Thornton(ヘレン&ダグラスハウス医師)
Sanae Burgess(利用者の母)
原 純一(大阪市立総合医療センター)
ティモシー・ボイル(Make A Wish Japan)
田村 恵子(淀川キリスト教病院)
多田羅 竜平(大阪市立総合医療センター)